2007年5月7日月曜日

蚤の市

アミアンの大聖堂2

2200軒ものブロカントの店が軒を連ねた大規模な蚤の市が4月の最終日曜日にありました。

アミアンの大聖堂3

この大聖堂はパリのノ-トルダム寺院と同じゴチック様式の建造物で大変有名ですが、大聖堂より人を惹きつけているのは、毎年行われるこの蚤の市です。

そこで 今年も行って来ました。
蚤の市風景1

昨年は一日中雨に見舞われ、来訪者にとっても業者にとっても最悪な市だったのです。今年は朝の小雨に誰も懸念顔だったのですが、幸い午後からは太陽も顏を出し、大変な人で賑わいました。
蚤の市風景2

トラックの側面にこんな可愛い、トロンプイユのデコレ−ションが...
蚤の市で見た可愛いトラック1

蚤の市で見た可愛いトラック3

通りに張り出したトルコ式カフェで一休みして...
トルコ式カフェ1

トルコ式カフェ2

もうひと回りして...
蚤の市風景3

蚤の市風景4

買い付けた掘り出し物は、きれいにメンテナンスした後、日本に送りますので、楽しみにしていて下さいね。

2007年4月28日土曜日

ご無沙汰してしまいました。

何だか日本の春はかなり寒い日が続いているようですね。

フランスは4月と言うのに 連日25〜7度と 気温も高く

いっぺんに春と夏が来てしまったようです。

椿

早咲きのクレマチス モンタナ

水仙

しゃくなげ1

しゃくなげ2

名は分からない

下草

例年だと5月に咲く庭の桜も4月中旬に満開 桜が散ってから咲く

林檎の花もすでに咲き始めてしまいました。

桜の花

林檎の花

菜の花畑は今が満開で、目にも眩しいくらいの黄色の光線を放って

います。

菜の花畑1

菜の花畑2

菜の花畑3

菜の花畑4

2007年1月12日金曜日

ガレット

フランスのお正月ケーキ、ガレット
フランスの暦には一日ごとに名前が付いています。

1月の第一日曜日はEpiphanie[エピファニイ]で、
この日は、家族みんなで祝い菓子を食べ、祝うのです。
日本で云えば、七草がゆを食べて一年の健康を祝うのに似ていますね。
この祝い菓子、名前をGalette[ガレット]と言い、中にはfeve des Rois[フェヴ・デ・ロワ]というものが“1つだけ”隠し入れるられているのです。
フランスのお正月ケーキ、ガレット
ケーキを人数分に切り分けると、一番歳下の人がテーブルの下にもぐります。
次に、残った人々が『これは誰の分?』とひと皿ひと皿聞いてゆきます。
テーブルの下のケーキの見えない配分係が、わからないままに『○○さん!』と答えて行きます。
これで、どのケーキが誰にくばられるか、だれも調整ができません。
(ケーキを切った人はナイフに触れたフェヴに気が付いてるかもしれません!)
フランスのお正月ケーキ、ガレット
そして、皆で食べだすのですが、このフェヴが入ったケーキに当たった人が
運の良い人とされ、紙で出来た王冠を頭に頂きます。
このfeve[フェヴ]は直訳するとソラマメで、昔はソラマメを使っていたそうですが、今では様々な形をした陶器やメタルでできた物が主流です。
色々の人物を模った小像やモニュメント、小物や動物など毎年、思考を凝らしていて、熱心なコレクターもいるほどです。
ガレットの当り!
ともかく今年のガレットは美味しかったし、可愛い兵隊さんも私が貰えたし
この一年良いことがありそうです!
ちなみに、黄色い縁が可愛いデザ−ト皿は今年初めての掘り出し物です。
【Gien selection KILT】
ジアンのもので 良いコンディションのお皿が8枚も手に入るなんて...
フランスアンティークのお皿
...やっぱり運が良いですよね。

2007年1月7日日曜日

フランスの北の冬の海

あけましておめでとうございます。

冬の海
歩いてすぐの近所の海はこんな感じ。

北部の田舎はとても寒いです。
でも、冬の寂しい避暑地って、寂しいながら哀愁たっぷりで悪くありません。
私は海が本当に大好きなのです。春夏秋冬、いつも好き。

寒さに負けず、蚤の市巡りを頑張ります!
素敵なフランスアンティーク雑貨を見付けられます様に...

今年も Passe Compose 共々、どうぞ宜しくお願いします。

2006年11月18日土曜日

お留守にしてごめんなさい





私がこの家に住み始めた当初の庭には、林檎の木が三本、30年以上は経っているだろう20メ−トルくらいの大きなヒマラヤ杉が一本、そして大人が抱えられないくらいの太さの八重桜が一本。それだけでした。後は、芝と雑草の戦い合う平たい花の少ないシンプルな庭。

そこを、こつこつ一生懸命何年もかけて、芝の中に植え込みを作ったり、バラのア−チの小道を作ったり、芝を掘り返して花壇を作り園芸図鑑を傍らにあらゆる花を植え込みました。

村の庭自慢コンテストにも入賞したほどです!(外国人で新参者でなければ絶対1位だったはず...)305人の小さな村での事ですから、大した事ないですけどね。

その頃の庭の写真は紙焼きなので、今度スキャンしてお見せしますね。藤棚や薔薇とクレマチスのトンネルなど、なかなかなものでしたよ。


白状します。あの情熱は無くなったのは確かです。

東京にお店を開き、フランスの家を離れがちな今、庭は放っておかれ、すっかり荒れ果ててしまいました...。

この荒れた庭を目にした時、どの木に、どの花に、向かって云ったらいいのか分らないまま、ただ「ごめんなさい!」と云ってしまいました。

私が住み始めた時のようなシンプルな何もない庭が留守の多い人には適しているのだと痛感しつつ雑草取りに励みました。

ここを発つまでの短い日数でどこまで建て直すことが出来るか分らないまま...

きっと今、フランス北部はとても寒いはずです。庭の木々はどうしている事でしょう?